TAKAMARUのメモブログ

このブログは、主に「dis」というものや「ニセ科学批判批判」というものについてメモしています。

創作小話『なんだかダメなニセ科学批判ばかりですなあと述べてがっかりした者』

 その主人公であるAさんは、自分の過疎ブログで手っ取り早くアクセスを増やす方法を思いついたので、実行しました。

 「なんだか最近のニセ科学批判者たちは、罵倒芸イオンの話になると、」
 『話半分で聞きましょうね』
 『批判する側に根拠を求める態度は、立証責任の転嫁そのものですね』
 『新規な説を唱える本人が、なんら具体的な根拠を出さないために、科学的な議論はまったく形成できませんよね』
 『それが理解できず、罵倒芸イオン実在説を押し通す人は、トンデモさんとみなされても仕方がないですよね』

 「という感じのリアクションばかりですなあ……」
 「もっと、罵倒芸イオン実在説を唱える人の心情に、優しく暖かい言葉で寄り添うべきではありませんかなあ……」

 「よし、これを見たニセ科学批判者たちは猛反論してくるだろう」

 「そしてアクセス数が増大して、私は過疎ブロガーから脱却できるという計算だ」
 しかしながら、ニセ科学批判者たちは猛反論してきませんでした。

 というのも、同じ時期に_kerokさんが以下のツイートを公開していたのです。

Mizuho.H on Twitter: "なんかHPVワクチン/子宮頸がんワクチンの話になると、「ガンにならずに予防できるワクチンなんだからうつべきでしょー。副反応なんて代替療法で治るレベルなんだから。なんでそれが理解できないの?理解しようとしてなくない?あんた偉そうじゃない?感情的じゃない?」というツイートばかりだなあ。"

 世のニセ科学批判者たちは、このツイートに対するツッコミの準備で忙しく、Aさんのブログを読む暇がなかったのでした。
 それを知ったAさんは、「せっかく個人的で漠然とした印象論に基づくニセ科学批判批判の記事を公開したのに、これでは言い損ではないか」
 がっかりしたAさんは、自分の過疎ブログを閉鎖しました。

 以上、「なんだかダメなニセ科学批判ばかりですなあと述べてがっかりした者」というお話でした。

 【教訓】これは、「個人的で漠然とした印象論に基づくニセ科学批判批判の記事」で読者の注目を集めようとする場合は、同じ時期に似たようなニセ科学批判批判を公開している論者が居ないかどうか確かめたうえで行いましょうというお話です。