TAKAMARUのメモブログ

このブログは、主に「dis」というものや「ニセ科学批判批判」というものについてメモしています。

創作小話『詐欺師と科学素人の村』

 その流れの詐欺師は、科学素人ばかりが住んでいる村を訪れて、ニセ科学的な製品を売り始めました。
 村人たちは、喜んで購入しました。
 「これはすごい、飛ぶように売れる」と詐欺師も喜びました。

 しかし、村人たちのニセ科学に対する無邪気な信じようを眺めていると、詐欺師は今までにない不思議な感覚におそわれました。
 「なんなんだ、この村の者たちは? 誰一人疑いもせず、ニコニコ笑顔で買うなんて」

 完売して商品が無くなると、村人たちは詐欺師に迫りました。
 「もっと欲しい……もっと、欲しい!」「私たちは、科学的な品に飢えているんです!」

 それを聞いた詐欺師は、我慢できずに言いました。
 「お前たちの科学リテラシーは、どこへ行ったのだ?」
 「明らかに科学的に間違っている売り文句を聞かされているのに、何かがおかしいとは思わないのか?」
 「そんなのん気な態度を見せているから、この国にニセ科学が蔓延してしまうんだぞ!?」

 【教訓】これは、他人から怪しい話を聞かされたときは、すぐに飛びつかないで裏を取る癖をつけましょうというお話です。