TAKAMARUのメモブログ

このブログは、主に「dis」というものや「ニセ科学批判批判」というものについてメモしています。

創作小話『苛烈なニセ科学批判者のブログ跡と、ムラビト的な論者』

 古参の苛烈なニセ科学批判ブロガーが、耄碌を理由に引退を表明しました。
 「ブログを停止します」
 「私のネット上の旅は、ここで終わりです」
 「はい、さようなら」

 これを後になって知ったムラビト的な論者のAさんは、ブログ跡に向かって「根拠が主観のみの論」をぶちました。
 演説が終わったAさんは、すがすがしい気持ちで言いました。
 「はっはっは、どうです、苛烈なニセ科学批判者さん?」
 「あなたを、完全論破に追い込みましたよ?」
 「あなたの客観を重視した論は、ズタボロですよ?」
 「己の実力がペラペラに薄い現実を、思い知ったでしょう?」
 「過去に賢さをブイブイいわしていた、現在はダンマリを決め込むしかない、哀れなニセ科学批判者さん?」

 すべてを見ていたBさんが、Aさんに声をかけました。
 「よかったね、君の議論の相手が、時が止まっているブログ跡で」
 「そうでなければ、完全論破に追い込まれて自尊心がズタボロになっていたのは、君のほうだったのだから」

 【教訓】この話は、他人の間違った説を修正してあげる能力が高かった論者も、その力が失われてしまうと、いままで畏敬の念を抱いていた読者たちまでもが軽い扱いを始めてしまうということを教えています。