ublftbo氏と忽那賢志氏と血液型性格判断に関するメモ
ublftbo氏が忽那賢志氏の血液型性格判断の否定の仕方に誤りを見出し、なにがどう誤っているのかをブログ上で解説したところ、
はてなブックマークで「忽那賢志氏の論は間違っていない」的なコメントが上位となり、
それを見た古株のニセ科学批判者たちは「このように誤読する人のコメントが上位に来てしまう現象こそが一番の問題ではないか」と懸念する事態となった……
という認識の私が、以下にメモ。
忽那賢志氏による血液型性格判断否定の説明について - Interdisciplinary
- [論点整理の記事]
- [科学的な考え方の議論]
メカニズム論の誤謬を指摘する記事。例えば科学素人が、「血液型は単に赤血球の糖鎖の構造の違いだ、ゆえに血液型性格判断は誤りと断定できる」と述べても不思議でないが、プロの医者である忽那氏が述べるとは意外。
2020/10/20 22:23
[B! 科学] 忽那賢志氏による血液型性格判断否定の説明について - Interdisciplinary
- [世界は広い]
ブコメの上位が、「忽那賢志氏は間違っていない」「軽い話に噛みついて吠えている記事」「マウントを取る文章」で占めている。古株のニセ科学批判者たちはがっかりか。【メカニズム論の誤謬】という言葉を覚えよう。
2020/10/20 22:22
忽那賢志氏による血液型性格判断否定の説明について - Interdisciplinary
結論は正しくても論証のどこがまずいのかを丁寧に説明しているだけで、お前の言い方が気にくわないなんて一言も言ってないと思う。むしろ論者には届いているのではないか。
2020/10/18 10:28
忽那賢志氏による血液型性格判断否定の説明について - Interdisciplinary
問題の記事をようやく読んだ。忽那賢志氏は疫学や医学に関わる情報発信の記事として間違った事を書いたわけで、この指摘は重要/しかしコメントやスターを見ると問題のポイントが必ずしも理解されていない
2020/10/19 09:04
忽那賢志氏による血液型性格判断否定の説明について - Interdisciplinary
血液型性格判断は丁寧な話をすると「別に信じてるわけじゃないけどこんな話にマジになってどうするの」のように言い出す人が昔からけっこういてだからこそ厄介な話題なんじゃないかと思う
2020/10/18 08:15
[B! 科学] 忽那賢志氏による血液型性格判断否定の説明について - Interdisciplinary
昔から見るタイプのコメント(内容)に加えて,忽那賢志氏が書いたものに言及したことに起因する反応もあるのかなと感じる
2020/10/18 09:04
[B! 科学] 忽那賢志氏による血液型性格判断否定の説明について - Interdisciplinary
何度見たかわからない光景とはいえこの内容にこれだけの反発が来ることにショックを受けてしまう。マウントとかは全部読んで一番最後にそう解釈するのだろうか。人気ブコメを先に読むと左右されることもあるかもかな
2020/10/18 11:06
[B!] [B! 科学] 忽那賢志氏による血液型性格判断否定の説明について - Interdisciplinary
もしかすると世の中には、「ABO式だけで性格判断している時点でだめじゃん」と述べる御方が居るかもしれないが、「仮説としてはありですよ」と指摘される可能性があるので事前に心の準備をしておくと、慌てないで済む
2020/10/20 22:58
[B!] [B!] [B! 科学] 忽那賢志氏による血液型性格判断否定の説明について - Interdisciplinary
世の中には,「人間の性格が四種類だけってあり得ないじゃん」と述べる御方が居るかもしれないが,「仮説としてはありですよ、ところでビッグファイブ 理論では」と議論が始まる可能性もあるので心の準備をしておこう。
2020/10/20 23:40
もはや血液型占いが科学的根拠がないなんて常識で,医学ではデータと同じくらい生理学的解釈も大事にされるし違和感なかったけど……と思ったらこのブログはずっと誰かの揚げ足をとって話を始めるスタイルなのね - tetcops のブックマーク / はてなブックマーク
- [世界は広い]
「血液型性格判断に科学的根拠がないのは常識と自分は思うが,世の中には常識と思わない人が居るのかも?」と想像を巡らそう。「実際に常識と思わない人が居るから対抗言論の記事を書いたのだが?」と言われない為にも
2020/10/20 20:20
間違ってはいないがお前の言い方が気にくわない!を長文書いてるだけの記事だった - siitakke のブックマーク / はてなブックマーク
「これこれの理由により、お前の言い方が気にくわない!を長文書いてるだけの記事と結論できる」という説明、今後に出るか/私の血液型性格判断に対する認識→「検証した結果,言われている程の現象は見られなかった」
2020/10/20 21:04
“科学では、何らかの現象について、関連のある無しを問う事があります” “関連が生じる可能性があり” えー?『関連』なんて概念は学んだことないっす。自分も雑じゃないっすか? - maketexlsr のブックマーク / はてなブックマーク
今後にmaketexlsr氏から,「ublftbo氏が何やらリンクを貼ったり本を紹介しているが,依然として『雑じゃないっすか?』という疑念に変更はない,なぜならば,これこれの理由により」というコメントが公開される展開、あるか.
2020/10/20 23:23
gelsy氏「人間の性格なんてものは純粋に科学的には扱えない」
— TAKA (@TAKAMAR86618660) 2020年10月20日
ublftbo氏「私は"純粋に科学的“の意味が分からないが、説明できますか?」
今後にgelsy氏から"純粋に科学的“の説明は為されるだろうか。
その際の説明は世の科学者達の大半の支持を得られるだろうか。#ニセ科学https://t.co/056sVSKxDj
>世の科学者達の大半の支持を得られるか
— TAKA (@TAKAMAR86618660) 2020年10月20日
大半の支持を得られたならば幸いだが
支持が少数で留まる可能性もある
その時にどう出るか
「世の科学者達は分かっていない、私だけが本質を悟っている」と述べて孤高の人になるか
「一個人の考えを述べたにすぎない」と述べて自論を矮小化するか
選択は自由
siitakke氏のコメントに関する、はてなブックマーク。
— TAKA (@TAKAMAR86618660) 2020年10月20日
siitakke氏の的外れなコメントに[はてなスター]が166個も付いているのが驚き。
ublftbo氏のブログやkikumaco氏のブログで血液型性格判断に関する長い議論があった事を知らない若い世代が増えたのが原因か?#ニセ科学https://t.co/qZ4jtdTQUi
[血液型で性格判断できるという仮説を作ること自体は構わないのじゃ]という発想ができない場合、
— TAKA (@TAKAMAR86618660) 2020年10月20日
ublftbo氏の記事の論点を把握できないだろう。
[忽那賢志氏の主張はメカニズム論に陥っていますわ]と読み取れない場合、
[忽那賢志氏の主張の表面的な部分を批判した記事]と誤読するだろう。#ニセ科学
メカニズム論
— TAKA (@TAKAMAR86618660) 2020年10月20日
[血液型は単に赤血球の表面の糖鎖の構造の違いである,この事実により,『血液型で性格判断ができる説』は誤りと断定できる]
非メカニズム論
[私は『血液型で性格判断ができる説』をあり得る説かも? と思い,検証したが,言われている程の現象は見られなかった]#ニセ科学#血液型性格判断
July1st2017氏
— TAKA (@TAKAMAR86618660) 2020年10月20日
>血液型性判断でABO式しか話題にならないからデタラメ
[ABO式だけの血液型性格判断の仮説を作ること自体は構わない]
[その仮説を検証した結果、思った程の関係性は見られなかったのだ]
という反論を貰ってしまう主張になっている。#ニセ科学#血液型性格判断https://t.co/esvcDFjDv2
【メカニズム論の誤謬】に関するNATROM氏のツイートを、以下にメモ。
「メカニズム論の誤謬」の典型例。原理がわからなくても効果があるかどうかは検証可能である。標準医療と代替医療の違いは「原理がわかっているかどうか」ではなく「効果があるかどうか」。 http://t.co/KPsxUR1V7d
— 名取宏(なとろむ) (@NATROM) 2014年4月10日
「効果があるかどうか」は治療を受けた群と受けなかった群を比較すれば検証できる。詳しくは「代替医療解剖 (新潮文庫)」(単行本では「代替医療のトリック」)。
— 名取宏(なとろむ) (@NATROM) 2014年4月10日
薬害や公害の文脈だと「メカニズム論の誤謬」はより理解できるだろう。例:「水俣湾の魚を食べると神経障害が生じるって、いったいどういう原理で?」。原理はとりあえずどうでもいい。原理がわからなくても害があるかどうかは検証可能である。
— 名取宏(なとろむ) (@NATROM) 2014年4月10日
「〇〇で△△の結果が分かると言うが、〇〇は単に□□という仕組みになっているにすぎない」
「これは事実である」
「ゆえに、〇〇で△△の結果が分かる説は誤っていると結論できる」
『実際に検証したところ、〇〇で△△の結果が分かる説は正しいと判明しました』
「という事態は、未来のどの時点でも絶対に起こらない」
という形の主張を述べると、「それはメカニズム論の誤謬だ」と指摘される恐れあり。要注意。